森 悦朗(もり えつろう)
1977年3月25日 奄美市生まれ
聖母幼稚園→奄美小学校→小宿小学校→小宿中学校→大島工業高校
メディカルトレーナー専門学校→リハビリテーションカレッジ島根
【資格等】
作業療法士(国家資格)
介護支援専門員
公認心理師(国家資格)
Points of You® Explorer
【その他の経歴】
奄美看護福祉専門学校非常勤講師
介護支援専門員法定研修講師
私は作業療法士として介護老人保健施設に勤務し、高齢者へのリハビリテーションを主な業務としてきました。
介護施設内での行われるリハビリテーションは専門職一人で行うものではなく多職種が協働して行う部分が多く、在職中に福祉住環境コーディネーターや介護支援専門員資格を取得しチームマネジメントの経験も積みました。
高齢者を専門にチームマネジメントを行ってきましたが、自身が子育てをする中で、保育園や小学校へ通う子ども達の中に、発達障害と診断される程ではないが、日常生活を送ることに不便を抱えている子ども達(グレーゾーン)が多くいることを知りました。
作業療法士は発達障害に対するリハビリテーションの専門家であるにも関わらず、奄美大島においてはその分野で働く人も場所も少ないことに気付きました。さらに、発達支援分野においては、保育士や臨床心理士、学校教諭等の資格を持った方々が、学校、特別支援学級、放課後デイサービス、学童保育等さまざまな場所で支援が行われているのが現状です。
生きづらさを抱えた子どもや成人に対して、心理的アプローチや生活面の助言を行う作業療法士が地域で活躍することは、奄美大島の未来を守り、地域を支える事業になると考えます。また、発達障害と診断されずに生きづらさを抱えたまま成人した、グレーゾーンの方々は職場でも他職員とのコミュニケーションに困難さを抱え、今なお生きづらさや不安を抱えていると言われています。
そのような方々への支援として、カウンセリングや心のケアを行う場所も非常に少ないのが現状です。
公認心理師という専門性を活かし、目に見えない障害を抱える、全世代を支える事業を生み出し、障害があってもなくても同じ地域で共に暮らして行くことのできる社会(ノーマライゼーション)の実現に寄与したいと考えています。
“障がいがあってもなくてもともに生きていける奄美”
を実現したいと思います。