ノーマルライフについて

normal life を辞書で調べると、普通の生活、普通の暮らし と出てきます。

”普通”とは何でしょうか?

ノーマライゼーション(normalization)とは福祉用語の1つであり、障害者や高齢者などがほかの人と平等に生きるために、社会基盤や福祉の充実などを整備していく考え方を指します。 社会的な立場が弱い人たちの生活を通常の社会環境に近づけ、誰もが自分らしい生き方を追求できるのが理想の社会というものです。

ノーマライゼーションは、「標準化」「正常化」という意味があり、以下が8原理といわれるものです。

①一日のノーマルなリズム

②一週間のノーマルなリズム

③一年間のノーマルなリズム

④ライフサイクルにおけるノーマルな発達経験

⑤ノーマルな個人の尊厳と自己決定権

⑥ノーマルな性的関係

⑦ノーマルな経済水準とそれを得る権利

⑧ノーマルな環境形態と水準

一方で、提唱者のバンク・ミケルセンはこのようなことも言っています。

「異常は私たちが作るものなのです。見る人の目に基準があるのです」

”普通” は人によって違うものです。みんな違って、みんないいということだと思います。

ノーマルライフという名前にしましたが、ノーマライゼーションの実現により、”ノーマル” という概念自体がなくなることを願ってこの名前を付けました。

ノーマライゼーションという概念を生み出し、形作った北欧の国々は福祉大国と呼ばれています。

この奄美大島が 福祉の島と呼ばれるくらい、この概念を広げていきたいと思っています、